ないものねだり。

うつ病で休職中。のんびり日常メンヘラブログ。

師走

ご無沙汰しております。

2ヶ月ぶりのブログです。

 

実家で療養してから、早4ヶ月以上が経ちました。

しんどかったし、辛いなって感じたり苛立つことも多かったけれど卒検も無事に受かり、1つ療養中の達成感で元気になれるかなあとか思っていたのですが。そんなに上手くもいくはずもなく…。

 

教習所へ通う日々から脱した〜としばらく家でのんびり過ごしていたのですが、先月末に胃腸炎と重度の過換気症候群で10日間入院。

入院する1週間程前から、食欲もなく水分以外は殆ど受け付けない状態で。

入院する3,4日前からは、自分で自分の身体を起こせないので、匍匐前進でベッドからトイレを行き来するだけになりました。身体に上手く力が入らないし、食事を取っていないのに嘔吐と下痢が酷くて、トイレで過ごそうかと思った程でした。しんどかった…。

 

入院する前日は、母の仕事が休みだったので、病院へ連れて行って欲しい旨を伝えて、通っている精神科に電話をかけてくれたのですが、その日は担当医が不在のため、診療してくれず…。次の日まで待とうってことになったのですが、わたし自身、もう身体がしんどくてしんどくてどうしようもなくて(ちょっと具体的な表現が思いつかない。とにかくしんどいの一言)。夜間に救急病院へ連れて行ってもらいました。とりあえず点滴を打ってもらって、過呼吸もあるので、翌日に通っている病院へ受診してくださいと言われ帰宅。少し良くなったような気もしなくはないですが、帰宅後はまた床を這いつくばって移動。その日の夜は、呼吸が苦しくて殆ど眠れなかったです。

いよいよどうしようもなくなって、明け方に母親の部屋に助けを求めに行き、妙齢の母におんぶされてトイレとベッドを移動しつつ、とりあえず病院の受付時間まで待つことに。時間がこんなに遅く感じたのは人生で初めてです。

 

通っていた病院では、待ちに待たされた挙句、過呼吸状態の処置は何もしてくれず、内科へ行くように言われました。

その後、家族でいつもお世話になっている内科を受診しましたが、「恐らく入院することになるだろう」とのこと、「個人病院で入院施設がないため、大きな病院を受診した方が良い」と言われ、市の総合病院へ。懇意にしていた内科の先生から、もし時間外で断られた場合には電話を下さいと言われていて、案の定、受付で時間外なので無理だと断られたそうなのですが(わたしはこの辺りから意識があまりないです)、先生が直接、総合病院へ電話をかけて下さったおかげで、急患として運ばれました。

 

わたし自身、自分が過呼吸になっていること、過呼吸になっているから身体が自由に動かさないことなどを理解していないので、看護師さんやお医者さんの「ゆっくり息して」と何度も何度も言われる度に、こんなに身体がやばいんだから呼吸だって荒くなるわ!と若干イライラしていました(笑)

総合病院に運ばれた時には、筋肉が萎縮してガチガチの状態。指も変な形で凝り固まってしまっていたようで、すぐに血液検査を受けました。過呼吸状態も治らず、血液検査の結果、緊急入院となりました。

病室へ移動してからも、過呼吸はなかなか治らず、喉が渇いたと水を一気飲みして嘔吐と下痢を繰り返し…。呼吸も少し落ち着いてきたときに、しばしば身体に電流が走るような感覚に襲われることがあり、1日目は本当にしんどかったです。

 

2日目以降、呼吸は大分楽になりましたが、固形物を口に入れた瞬間に襲ってくる吐き気と下痢。しばらく続きました…。

 

好き嫌いの多いわたしにとって、病院食は本当に苦痛でした。入院初日、意識が朦朧としている中、母と看護師さん、お医者さんの間で、普段どんな食事を取っていたかや、好き嫌いの話もしていたようで、お粥が食べられないわたしには、小さなおにぎりが毎食ついてきました。フルーツも食べられないので、代用で100%のジュースやゼリー、アイスなど、食事を取れる状態になってから、わたしが食べられるものをきちんと食べることが出来るように、たくさん配慮して下さいました。好き嫌いの多い自分は本当にダメだなあと痛感させられました。

 

血液検査の結果があまり良くなかったのか、普段通りの自分に戻ってもすぐには退院出来ず、かと言って病院の構造もわからないので、ひたすらベッドで横になっていたのですが、気分転換にと、車椅子で院内のコンビニに連れ出してくださったり、仕事が忙しくてなかなか見舞いに来られない母の代わりに看護師さんが話相手になってくださったり、後半は穏やかな入院生活でした。

 

結局、10日間も入院することになるとは思いませんでしたが、過呼吸が重度になるとこんな危険性があるということも知らずにいたので、これから気をつけなければならないことは増えましたが、知識として覚えるきっかけになったことは良かったと思いました。

 

筋肉が萎縮した状態が長く続いたせいで、身体が自由に動かせるようになってから、全身筋肉痛でめちゃくちゃ痛かったです…。おまけに、3日間ほど、床を這いつくばって移動してたので、手や肘、太ももから膝、あちこち青痣だらけの身体になって、初めて入浴した時に自分の全身を見て驚愕しました(笑)

 

 

入院したことで、またあんな状態になったらどうしようという不安が今でもすごく大きいです。回復に向かっていた(ような気がする)体調も、またゼロどころかマイナスからのスタートな状態ですが、焦らずゆっくりと治っていけたらいいなぁと思っています。

 

以前まで通っていた病院は、入院をきっかけに変更することになりました。入院した病院にも精神科があるので、そこに転院できないかと相談したところ、すぐに受け入れて下さいました。

 

 

今年は喪中のため、年末年始はいつもより寂しく静かに過ごす予定です。

家でのんびりできる環境が今は必要だとお医者さんの言葉通り、ゆっくりと過ごしたいと思います。

 

復職のことや生活面での不安は常にありますが、今はまだ、それを考える状態ではないので、現実からは目を背けつつ新しい年を迎えようと思います。

 

 

少しずつ元気になれたら、またブログな更新頻度も増やしていけたらいいな。

こんなブログを読んでくださる皆様が毎日の支えです。身体と心の状態に気をつけつつ、良いお年をお迎えください。

 

それでは。また。