タイトル

由来(と言いつつほぼアイドルの話)を。

わかる人はわかるかと思うのだけれども、一応。

わたしの大好きな曲。乃木坂46の橋本奈々未さんのソロ曲『ないものねだり』から拝借しました。実に彼女らしい曲だなあと初めて聴いたときに感じたのを今でもとてつもなく印象的に覚えております。グループの中での人気メンバーにも関わらず、アイドルの自分を1歩外側から見ているような。控えめで、俯瞰してて、でも達観している部分もあって、きちんと芯の通った彼女なりの道筋や考え方を持っている、そんな人。大好きだったなあ。

きっぱりと卒業を発表し、サラリと引退してしまった彼女。彼女の今が、これからの未来が幸せなものであればそれでいい。引退したしまったことは寂しいけれど、あっさりと受け入れてしまうというか、納得してしまう。幸せに今後の人生を歩んでいってくれたらいいな。と、素直に背中を見送ることの出来る人だったと思います。

乃木坂46では、元々深川麻衣さんのファンでした。彼女は、女神かと思えるような深い愛を持った人。海みたいな人だった。彼女みたいな人になれたら、きっとたくさんの大切な人を守っていけるし、周りを幸せに出来るのだろうな、と、彼女にずっと憧れていた。今でも、テレビで見かける度に、嬉しい気持ちになれる。かわいらしいなあって見ていてほっこりする。素敵な女優さんになりましたね。

わたしの中の永遠のアイドルは、モーニング娘。の亀井絵里さんです。

本当に本当に、大好きだった。

えりりんの笑顔も、パワフルなダンスも、少し切なげに聴こえる歌声も。ぽけぽけぷーな発言の数々の中に、彼女の優しくて、こちらがはっとさせられるような言葉も。ぽけぽけしてるように見えて、物事をしっかり客観的に考えることの出来る人。本当にかわいくて、素敵な人だった。笑顔も、涙も、全部がかわいい。今でもわたしの宝物のような人。大好きな青春だった人。

わたしの中で“さゆえり”は永遠だし、6期最強伝説はいつまでもきっとそう思うことだろう。

勿論、今のモーニング娘｡'19も大好きだし、応援しています。アイドルは基本的にハロプロ系が好き。

これだけアイドル好きかわいい子大好き言いつつ、実はアイドルのライブには行ったことがないです。完全に茶の間。

だって、彼女たちは遠くないいつの日か｢卒業｣して旅立ってしまうことを知っているから。

たくさんライブに行って、握手会とかリリイベとか行って、推しメンが出来ても、推しに旅立つときはやってくる。芸能界に残る子もいるけれど、中には本当に、もう一生、彼女には会えなくなってしまう子もいる。

自分の推しメンがその瞬間を迎えたとき、わたしは笑顔でその背中を見送ることが出来るのかと考えたら…｢無理かもしれない｣って可能性が1%でもある限り、現場には行かず、推しは作らず、茶の間でいる方がずっと楽だっていつも逃げばかりいる。

同じハロオタの友人と、最近は1回でいいからライブ行ってみたいねって話をしているのだけれど。行ったらきっととてつもなく楽しいのだろうなあ。距離は遠くても、自分から見える景色の中に、映像でしか見たことのなかったアイドルがきちんと現実として存在していて。歌って踊っての姿を見たら、きっとすごく感動するのだと思う。

ステージから見える景色の一部に、これから自分の姿もある。

道重さゆみさんの伝説の卒業ライブでの、伝説の挨拶を思い出す。さゆみんは今でもわたしの大好きなアイドルです。ずっとずっとアイドルでいてほしい。さゆみんはがさゆみんである限り。それがさゆみんにとっての幸せだったらいい。

わたしも、大好きな彼女たちから見える景色の一部になってる日も、そう遠くない未来なのかもしれない。そんな風になんだか思います。楽しいこといっぱいしたいなあ。