歌詞
日本昔ばなしのED曲についてなのだけれど。
『熊の子 見ていた かくれんぼ』
→熊の子どもが、人間の子どもたちがかくれんぼをして遊んでいるのをこっそり見ている
これはわかる。
問題は次。
『お尻を出した子 一等賞』
→なんで????
お尻を出した子が最初に見つかったのか、最後まで見つからなかったってことなの?お尻出してるのに見つからないってどこでかくれんぼしてるんだって感じだし、鬼さん役の子どもの目は節穴かな?っていう。
そんな歌詞の一文について、今日は1日考えていた日だった。暇人の極み。
Google先生に聞けば、歌詞の意味がわかるのだろうか。なんか意味深な歌詞だったら怖いからやめておこうと思う。
わたしは小さい頃アンパンマンが大好きな子どもだった。
大人になってから、アンパンマンのOPの歌詞の意味を知って、今でも曲を聴く度に涙が出てきてしまうくらいになった。
改めて、素敵な歌詞だと思うし、今も小さな子どもたちはアンパンマンが大好きな子ばかりだ。街で子どもを見かけると、アンパンマンの服を着ていたり、グッズを持っていたり、何かしら子どもたちにはアンパンマンが溢れている。
その子たちが大人になったとき、歌詞の本当の意味を知って、また自分の子どもに受け継いでいくのだと考えると、アンパンマンは本当にみんなの救いのヒーローな気持ちでいっぱいになる。
そういえば、今は疎遠になってしまった友人とカラオケに行ったときに、わたしが大好きな中島みゆきさんの『空と君のあいだに』を歌った。1番を歌い終えたところで、この曲は安達祐実さんの傍らにいたリュウって犬目線の歌なんだよって教えたら、2番から彼女は号泣していた。彼女自身も当時は犬を飼っていたということもあって、余計に泣けてしまったらしい。
カラオケが終わったあと、リュウは最終的に死んじゃうんだよねえって話をして(彼女は家なき子の話をあまり知らなかったので)、リュウが最期を迎える動画を見せたら彼女は滝のような涙を流していた。わたしは自分のしたことが鬼の所業か何かかと思った。あのシーン、悲しかったけれど、今も時たま思い出すくらいに好きなシーンなんだよなあって思い出話くらいのつもりだったのだけれど、彼女にとっては辛すぎたらしい。
それ以来、彼女とカラオケに行って『空と君のあいだに』を歌うと、決まって彼女がしくしく泣き出すという展開がしばらく続いた。
また一緒にカラオケ行って、中島みゆきさんを2人で熱唱したいものだ。
ドラマと、テーマ曲との相性って大切だし、そこで感動とか鳥肌がぶわーってなる瞬間ってある。そういうドラマがわたしは好き。
『きのう何食べた?』のOAUさんの『帰り道』も映像と相まって本当に良かった(最後まで素敵なドラマでした………終わってしまったのが寂しい)し、最近ではないけれど、『アンナチュラル』の米津玄師さんは毎回痺れたなあ。めちゃくちゃいいところで、「夢ならばどれほど〜」って流れてきたらもう泣くしかなくない!?みたいな。『Lemon』が今でも大人気なのがわかる名曲だなあと思う。しんみりしたい夜には『Lemon』を聴いて寝てます。
音楽や言葉ってすごいなあって、今日1日考えてて思った。内容はお尻を出した子一等賞についてだったけれど。
言葉がメロディに乗ることでたくさんの心に響いたり、感動させられたり、勇気づけられたり。
言葉の持つ力ってすごいな、と思う。
もしも、元気になることが出来るのなら、わたしもそんな風に、誰かを支えてあげられる、勇気づけてあげられる、大事な1歩を踏み出せる、そんな、手伝いを言葉でかけてあげられる人になりたい。